【久留米市の歯医者】歯周病でもインプラントはできる?注意すべきこと
こんにちは。
福岡県久留米市の歯科「くろいわ総合歯科クリニック」です。
歯周病は、歯ぐきの健康を損なう病気です。
歯周病を患っていても、インプラントはできるのでしょうか。
今回は、歯周病とインプラントの関係をみていきましょう。
歯周病があるとインプラントはできない?
歯周病の方がインプラントを行う場合は、先に歯周病の治療をすることが必要です。
重度の歯周病は、顎の骨にまで影響している可能性があります。
歯は、見えている歯の部分の下で歯槽骨という骨によって支えられています。
歯周病が進行すると、歯周病の原因である歯周病菌が、この歯槽骨まで到達するのです。
歯槽骨の部分では、歯槽骨まで到達した歯周病菌を排除しようと白血球が働きかけ、その作用によって歯槽骨が溶けてしまいます。
これを骨吸収といいます。
骨吸収が進むと、当然ながら顎の骨自体が痩せてくるため、インプラントの人工歯根を埋め込む土台が十分でなく、手術することが難しくなるのです。
顎の骨の量が十分でない場合には、インプラント治療の前に顎の骨の量を増やす再生治療が必要です。
歯周病であっても、適切な治療を行うことでインプラントが可能になる場合がありますので、まずはご相談ください。
インプラント後も歯周病に要注意!
インプラントのその後の寿命は、歯ぐきの健康にかかっています。
そのため、歯周病が進行しないよう、お口のケアを徹底することが大切です。
健康な歯と歯ぐきであれば、免疫機能が働くため、歯周病菌が侵入してきても歯周病が急速に進むことはあまりありません。
しかし、インプラントには免疫細胞をもつ周辺組織(歯根膜)がないため、歯周病が一気に進む可能性が高くなります。
そうなると、せっかく施術したインプラントを支えることができなくなってしまうのです。
日本人の歯周病の有病率は高く、厚生労働省の調査では、歯周ポケットがある人の割合は45歳以上で過半数を占めています。
健康なお口の状態を維持するため、歯周病には常に注意が必要です。
歯周病予防は定期的なクリーニングが大切です
インプラントを長く利用するには、インプラント治療後の定期検診とクリーニングを受けることが重要です。
「くろいわ総合歯科クリニック」の院長は、これまでに数多くのインプラント手術を経験してきました。
これまで積み重ねた知識と経験から、患者様にとって適切なインプラント治療をご提案させていただきます。
歯周病だからといってあきらめず、ご相談ください。
当院は、駐車場を7台完備しており、お仕事帰りにも通院しやすい歯科医院です。